9月2日から北海道地区学会がWEB閲覧方式で行われ、弊社は4題の発表を行いました
安富は担当する1農場におけるゲノム評価値のランク付けと実際の生産、健康データとの関連性を分析しました
ランク付けとして用いたインデックスはデイリーウェルネスプロフィット(DWP$)で、
上位から四等分にランク付けして比較ました
産 ゲノム評価DWP2021 08212021
結果:
・生涯乳量:下位25%牛は最も泌乳量が低かった。搾乳日数には差はなかった
・分娩形質:生存した産子数に差はなかった
・疾病:今回乳房炎と蹄病の発生について分析し、それぞれDWP$のランク付けと発生に違いがあった
が分かった。
ゲノム評価値を活用した雌側からの選抜を行うことで、従来よりも早い速度で
生産的でかつ健康な牛群改良を実現できる可能性が示唆されました
今後も顧客のゲノムデータを基にした計画的・戦略的な繁殖管理の提案を行っていきます