2023.10.17

とっても楽しそうなラインダンサーCOWS

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一目惚れしちゃったお店のディスプレイ。

2023.10.17

愛しき牛Goods

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ネコチャンと牛ちゃんグッズセンサーは常に敏感です!

老眼ですけど、ボケてますけど見つけちゃいます。

 

クーラーバッグです。折り畳みクーラーバッグ持ってるんですけどね・・・

牛柄となると・・・買っちゃいました!買っちゃいますよねぇ・・・

 

2023.10.17

「久しぶりの対面報告会では、英語での議論が飛び交っており、話を聞く・理解するのが大変だったけど楽しかったとある日」のブログ

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皆さんこんにちは。溝口です

今回このブログでお話する内容は、アマファームという添加剤についてです。
牛はエサを食べる事により牛乳を作ってくれて私たちの元に届けてくれます。その牛乳の元となるエサがとても大事なことは言うまでもありません。
牛のエサには消化できる部分と消化できない部分があり、消化できない部分は食べても栄養とならずに便となって出ていきます。
そして、この”消化”にはとてもたくさんの細菌や真菌(カビ)が関係しています。
このアマファームという添加剤はこの消化できない部分をより少なくするために、菌の活性化を行う添加剤です。

今回はこのアマファームの添加によって違いが出るのかという試験を行った結果を、Fernandoさんに報告して頂きました。写真はその時に撮ったものです。
まだ検証すべき部分もある中で、効果が見えてる結果もありました。
一番は酪農家さんにとって効果が実感できる、これを使っていくことでより利益を作れるかどうかです。
利益の幅・酪農家さんの手間・牛の嗜好性などいろんな面から判断していく必要がありそうですね。

大変な世の中の情勢が続きながらも少しずつ緩和されていき、久しぶりに実現した対面での報告会・討論会に参加させて頂けたことは
新しい知識を身に着けるとてもいい機会となりました。
入社してからもしばらくは情勢の影響もあり対面の形で参加させて頂ける機会はあまりなかったので、
これからもこのような機会が増えていき、その場の盛り上がりや雰囲気を感じながら新しい知識などを取り入れる場面が増えるといいなと感じた一日でした。

これを見て下さっているそこのあなたともこのような勉強会や報告会でお会いする機会があるかも?
そのような日が来るのを楽しみにしていますね!

それではまた、次のブログでお会いしましょう

ゆうべつ牛群管理サービス 溝口でした。

2022.09.28

最高の景色 牛様達と草原と青空

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私は大学時代含め、牛様達🐄🐂と携わるようになって30年余り数え切れないほどこのような光景を目にしてきましたが、未だに毎回嬉しく癒されずっとこの場に居て見ていたい…と思います。

 

今は、若い頃と違って癒されながらも牛様達の健康、繁殖、酪農家さんの現実を思い、あれこれ祈りながらになりました。

放牧時だけでなく、牛舎内でも会えた時は気持ち上がります!特に和牛の子牛ちゃんはもぉ、可愛すぎて顔が崩れまくります!

2022.03.28

近交係数を考える

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繁殖担当者との会話の中で近交に関する話題が最近あった
使用できる種雄牛の血統が非常に近く、近交係数は上がる一方だと

近交の問題は、
遺伝子の近いもの同士を交配することで、潜在する有害形質が発現して集団(牛群)の生産や健康に負の影響を与える
”近交弱勢”を引き起こすことにある
報告によれば(Zoetis Genetics資料から)

      • 近交係数が1%上昇は、相対的な純利益として22ドル低下する
      • その1%の上昇は、①乳量が390ポンド低下、乳脂肪が13ポンド低下、乳タンパクが12ポンド低下
      • 初産分娩月齢が0.5日延
      • 生産寿命が6日短縮
      • 生涯搾乳日数が5日間短縮

とある。

ゲノムテスト(CLARIFIDE®)の評価値の中に2つの近交に関するものがある

 

2つの指標を見比べてみる

新しく生まれた牛のInd Inbrdは徐々に上昇し、もっとも新しい成績では6~13%のバラツキがある。最近1年間で最低値は2%以上も上昇した

次のグラフは、それぞれの娘牛の値を推定したものであり、緩やかではあるが上昇傾向にあり、10%前後に集まっていく状況が見て取れる

 

個体のこうした近交に関する評価値も選抜の際には考慮すべきであり、もし同一なGNM$やGDWP$であるなら、Ind InbrdやFut Inbrdの低いものを選ぶべきである

 

 

 

2021.11.29

子牛における初乳中免疫グロブリン(IgG)獲得のための吸収効率(AEA)の測定とその要因

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皆さん、初めまして新入社員の溝口です。今回私が北海道獣医師会で発表させて頂いた内容についてお話させて頂きたいと思います。

免疫グロブリン(以下IgGとします)という言葉はお聞きになったことはありますか?これは病原体から身を守るために重要なもので、子牛は生まれた時にはなんとこれを全然持っていません。では、どうやってこのIgGを獲得するかというと、親牛が子牛を産んで1日目に出す’初乳’を子牛が飲むことです。この‘初乳’には、その後に親牛が出していく牛乳とは違いIgGを非常に多く含んでいます。生まれてきた子牛を病気から守るための機能です。
子牛が生まれたら農場ではこの初乳を出生後24時間以内に飲ませるという事をしていますが、同じように飲ませていても病気にかかったり、体調が変化したりするのはどういう違いなのだろう、というところに着目しました。それが「吸収効率」という部分で、どのような要素が影響しているのか、そして子牛にしっかりIgGを獲得してもらうためにはどうすればいいの?という事を考えてみました。

結果を見てみると吸収効率に大きく影響を与えているのは「給与時間」でした。IgGというのは子牛の腸で吸収されるのですが、吸収するにはサイズが大きいのです。子牛は出生から24時間まではこのサイズが大きいものでも吸収出来る能力をもっているため、24時間以内に飲ませるというのはここからきているのですが、一番良いのは2回与えるうち、1回目を6時間以内に与える事でした。6時間を過ぎると一気に吸収できる能力が下がってしまうので、それまでに1度は初乳を与えておきたい、ということです。
この吸収効率に着目しているのは最終的な目標があり、それを達成するための一つのチェックする項目として見てみました。私たちが目指しているのは子牛の血中IgG濃度が25g/Lを超えることです。今まで基準とされてきたのは10g/Lでしたが、これは約30年前の基準で、今は大きく変わっています。

私たちがいつもお世話になっているお客様の中には少しずつ和牛の生産に力を入れ始めたところがいらっしゃるのが現状で、和牛は他の種類と比べて体調を崩しやすいため、それを少しでも防ぐために何か出来ないかと思ったときに、一番最初の免疫力の部分をしっかり見てみようという事になりました。
今回この発表のために、IgGの測定を始めましたが、測定をやり始めの頃はあまりよくなかった農場でも今はとても良い給与が出来るようになってきているなど、見直し・やり方の変更によって子牛がしっかりIgGを獲得できている農場が増えてきています。今後も定期的にチェックして元気な子牛が育つお手伝いを出来ればいいなと思っています。

最後に発表したスライド内容も貼っておきますのでよかったら見てみて下さい。
以上、溝口でした!

発表会3pptx – コピー

北海道紋別郡湧別町芭露450-3

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