2024.07.30

子牛のIgG測定②~第一四半期顧客全体評価~

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こんにちは、新人の大澤です。

過去のブログにもある子牛のIgGに関する第二弾となっています。過去のURLを添付いたしますので、こちらもご確認ください

子牛における初乳中免疫グロブリン(IgG)獲得のための吸収効率(AEA)の測定とその要因

今回は、2024年4月からの6月(第一四半期)の顧客全体の評価についてお届けします。
3か月で147頭の子牛のIgGを評価させてもらいました。農場の皆様、ご協力ありがとうございました。

下記に示したグラフのように弊社顧客全体の平均IgG値は33.2g/Lで最大値は78.8g/L、最小値は6.0g/l、中央値は30.3g/Lでした。

次に弊社ではIgG値を4段階で評価しており(詳細は上記ブログ参照)、こちらはその結果となっております。

 

弊社がお客さんに提案しているゴールは、

①25g/L以上を7割以上

②18g/L以上は全頭クリア

です。

また初乳製剤を添加強化される農場においては、高すぎるIgG濃度もコスト面も配慮しようと伝えてもいます。

現在、顧客全体評価として、25g/L以上は全体の68%で、18g/L未満は18%と目標達成にはもう少しかかりそうです。

現在、弊社では移植業務も増えており、農場では黒毛和種の子牛が生まれてきており、今後、ホルスタイン種と黒毛和種を分けて評価していけたらと思います。

今後も、継続的に評価していき哺乳状況を評価とともに、健康な子牛づくりをアシスト出来たらとおもいます。

北海道紋別郡湧別町芭露450-3

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