私は帯広畜産大学を卒業する時点で、現在の姿を想像していました。その後臨床獣医師として働いていた約10年間、牛の病気と治療に追われる毎日でしたが、その目指すべき姿は変わりませんでした。その時期に多くの酪農家から今の仕事の基礎になる知識やスキルを教えて頂きました。様々なことに挑戦する機会ももらい、その成果を酪農家とともに喜び合うことの楽しさも知ることできました。
2007年4月にゆうべつ牛群管理サービスが生まれました。それから10年が過ぎ、今は3名の獣医師とともに同じ目標を見て頑張っています。これからの10年は新しい挑戦になります。社内教育の充実と研修制度を進め、社員皆が成長していく中でお客様からの期待に応え続けられることが今の目標です。その成果は酪農家の成功という形で見えることになります。どうぞよろしくお願い致します。
代表取締役社長
安富 一郎
繁殖管理や疾病予防の戦略作りを中心に、栄養管理や施設設計により牛群の健康を第一に考えます。DairyComp305を用いたデータのモニターや分析から、農場毎の目標設定やミーティングを行い、成果達成へのコンサルティングを行います。
二大生産病である繁殖障害と跛行に対し、獣医療の専門化したスキルを提供します。不妊診断やその治療、跛行牛に対しては実際に蹄病治療を行うともに、農場従業員向けの削蹄スキル習得の講習会やフットバスの評価・提案を行います。
和牛受精卵の採卵業務とその移植を行い、酪農家の収入増加を支援します。また乳牛に対するゲノムテスト(CLARIFIED, ZOETIS GENETICS, MI, USA)を行い、エリート牛の選抜とその受精卵業務を行うことで、牛群の遺伝改良を支援します。
弊社は積極的に学術研究を行い、社員皆で協力し合って毎年学会での研究発表を行います。また獣医大学の講師として生産獣医療の授業を獣医学生に行っています。