2018.09.10
8月29日から9月1日まで世界牛病学会に参加して来ました
その名の通り、”牛の病気”の専門家が集まる2年に1度開かれる国際学会で、1960年のドイツ、ハノーバーを初開催として
今回で実に30回目、アジア地域では初めての開催となりました
弊社もこの開催に際しわずかながら寄付をさせて頂きました
この学会の参加の中で私が受けた感想は
-牛への抗生剤使用は今後さらに難しくなるだろう
-治療よりも予防への意識、そして管理へ
ということでした
日常業務と重ねながら、私たちがお客様に対しどのような会話をして行くべきかあらためて考えさせられた機会となりました
またこの学会の中で海外の研究者、そしてメーカーの方と直接話をすることもできました
以前からの知り合いで牛の蹄のことで相談にのってもらっていたNuss先生(スイス、チューリッヒ大学)とも再会できました
学会会場であった海外からの人は皆口をそろえて日本そして北海道の良さを語っていました
素晴らしい土地、素晴らしい食事、そして素晴らしい人たち!
であると。ありがとう!!
2018.08.18
2018.08.18
先日、事務パートさんの送別会をしました。町内で評判の「江戸っ子」です。
メニューは、海鮮尽くし丼、ホタテ尽くし丼です。
すっごいボリュームに美味しさ抜群!店員さんも元気いっぱい!
1年1か月、大変な中本当にご苦労様でした。ありがとうございました!
2018.08.13
新生子牛の健康管理において、皆さんは”初乳の重要性”をすでに理解されていることと思います
初乳は母牛から受け継いだIgG(免疫グロブリン)を豊富に含み、
それを飲むことで新生子牛はその後病原体と戦うための免疫力を獲得できるわけです
どの程度IgGを獲得できたかがその後の生存性と関連し、
不十分な子牛は十分な子牛よりも生き残れる割合が低いことも分かっています
初乳給与に成功したかどうかを測定する方法として、出生後の子牛の血清蛋白濃度があります
私たちも日常的にお客様の子牛の血液を採取して評価を行っていますが、
血清蛋白濃度が5.2g/dl以上の子牛が90%以上であることを、”初乳給与のゴール”としています
しかしこの蛋白濃度もIgGの間接的な評価でしかなく、やはりIgG自体を測定する、IgG濃度が1000㎎/dl以上であることが
ゴールドスタンダードになります
弊社ではRID(放射免疫拡散法)を使ってIgG測定を始めました
血清蛋白では正しく評価できなかった初乳給与の評価を現場データから考えてみます
本当に初乳が問題であるかどうか?下のグラフは屈折計で測定された血清蛋白濃度とRIDで測定されたIgG濃度の関連性を示しています
IgG TP
2018.07.28
6月18日
午前中はホテルで牛の栄養の勉強をし、午後からある牧場に行ってきました
そこは私たちのよく知るホルスタインではなく
ガンジーとジャージーの牛群でした
農場パンプレットから
年間平均乳量(RHA) 乳脂肪率 乳タンパク率
ガンジーGuernseys 9100キロ 4.7% 3.6% 粗タンパク率に変換するにはこの数値に0.2%足すと良い
ジャージーJerseys 9600キロ 5.1% 3.8%
斑紋がある牛がガンジーです
2018.07.28
2018年6月15日から21日までアメリカ、ウィスコンシン州に行ってきました
今回の勉強テーマは主に、”Feed Shrink”と”高泌乳牛・ハイゲノム牛群作り・カウコンフォート”でした
ウィスコンシン大学大学と8件の酪農場の視察を行ってきました
FeedShrink.compressed
今のウィスコンシン州の酪農情勢は、北海道と真逆の非常に厳しい環境にあり、乳価や牛の価格の下落のなかで
さらに針の穴を通すような細かい経営マネージメントをもって競っているように見えました。
最初に訪問したJauquet’s Hillview Dairy LLCは、Feed Shrinkを中心としてロスとをいかに小さくするかという経営哲学が一貫しており、Jauquet氏の説明にとても感銘を受けました。
また最終日に訪問したSiemers Holsteinsは、昨年酪農雑誌”Dairy Herd Management”の記事を読んでからいつかは訪問したいと願っていた牧場でした。2400頭の搾乳牛、平均乳量は50キロを越え、訪問時に乳房炎で治療した牛はわずか3頭だと。この成績を見るだけでも凄いと分かりますね。哺乳子牛に対しゲノムテストを行い、平均のGTPIは2500以上。ここでもFeed Shrinkを考慮した施設、そして飼料調整作業を見させてもらいました。
今日この視察で私が学び感じたことを社内勉強会にて社員皆に伝えたところです
皆で一緒にもっと学びし成長していきたい
そしてお客様とも”Feed Shrink”についても議論し、実践できるアドバイスができるように頑張りたい!