2018年6月15日から21日までアメリカ、ウィスコンシン州に行ってきました
今回の勉強テーマは主に、”Feed Shrink”と”高泌乳牛・ハイゲノム牛群作り・カウコンフォート”でした
ウィスコンシン大学大学と8件の酪農場の視察を行ってきました
FeedShrink.compressed
今のウィスコンシン州の酪農情勢は、北海道と真逆の非常に厳しい環境にあり、乳価や牛の価格の下落のなかで
さらに針の穴を通すような細かい経営マネージメントをもって競っているように見えました。
最初に訪問したJauquet’s Hillview Dairy LLCは、Feed Shrinkを中心としてロスとをいかに小さくするかという経営哲学が一貫しており、Jauquet氏の説明にとても感銘を受けました。
また最終日に訪問したSiemers Holsteinsは、昨年酪農雑誌”Dairy Herd Management”の記事を読んでからいつかは訪問したいと願っていた牧場でした。2400頭の搾乳牛、平均乳量は50キロを越え、訪問時に乳房炎で治療した牛はわずか3頭だと。この成績を見るだけでも凄いと分かりますね。哺乳子牛に対しゲノムテストを行い、平均のGTPIは2500以上。ここでもFeed Shrinkを考慮した施設、そして飼料調整作業を見させてもらいました。
今日この視察で私が学び感じたことを社内勉強会にて社員皆に伝えたところです
皆で一緒にもっと学びし成長していきたい
そしてお客様とも”Feed Shrink”についても議論し、実践できるアドバイスができるように頑張りたい!